Air

「あんた、このままやめるつもり?
いまここでなにもしなかったら、わたし、許さないからね。
一生あんたを許さないからね。
今の自分が絶対じゃないわ。後で間違いに気づき、後悔する。わたしはその繰り返しだった。
ぬか喜びと自己嫌悪を重ねるだけ。でも、その度に前に進めた気がする。
いい? シンジ君。もう一度、エヴァに乗ってけりをつけなさい。
エヴァに乗っていた自分に。
何のためにここに来たのか、何のためにここにいるのか、今の自分の答えを見つけなさい。
そして、けりをつけたら、必ず戻ってくるのよ。約束よ。
いってらっしゃい。」