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気まぐれディスコレビュー
- アーティスト: High and Mighty Color
- 出版社/メーカー: ソニーミュージックエンタテインメント
- 発売日: 2005/09/14
- メディア: CD
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HIGH and MIGHTY COLORの1stアルバム。
日本版エヴァネッセンス的なヘヴィネスとキャッチーさが一つの彼らの顔であり、
もう一つがボーカル、マーキーがファッション誌に出ちゃうように
一般受けを意識したちょっとユルい感じのミディアム曲を歌う側面。
ヘヴィネスで押していくと一般のファンは離れていき、
ユルい曲のままだとコアなファンが離れていくという音楽シーンの一つの摂理を早くも感じさせる。。。
そもそも彼らはアンチノブナガとして男5人で活動していたが、メジャーデビューの条件として
「女性ボーカルの加入」を条件付けられた。
その結果、マーキーが加入し、アンチノブナガではメインボーカルだったユースケは、公式によるとmachinegun vox即ちラップ及びアジテート役としてバンド内では、言わば格下げされてしまった。同じ事務所の先輩、オレンジレンジとカブるとかそういう要因だろう。
メロディーをマーキーが歌い、「♪行くぜ wake up to go」とユースケは異様なハイトーンでラップする。まあラップという表現も微妙だけど。
ところが、アルバム曲では、しっかりユースケががんばってる。マーキーとデュエット(っていうのも違う気がするけど)し、その姿はvivian or kazuma的なニュアンスを感じさせる…流石ハイトーン。時にどっちの声がわからなくなったり。。
サウンドプロデュースは1stシングル「PRIDE」からHΛLが手掛け、1曲目のインストは思いっきりHΛLの世界。この曲だけのために3000円出しても個人的には悪くない。
今回のアルバムにはどバラードがなかったが、その路線もありでしょう。今後に期待。